英国競馬ホットニュース
ニュース&ゴシップ News & Gossip in 2000

ホーム


Fデトーリ騎手飛行機墜落事故                  −6月2日


6月1日Fデトーリ騎手とRコックラン騎手を乗せ、ニューマーケット競馬場からグッドウッド競馬場へ向かうセスナが、離陸直後墜落、パイロットは死亡したが、デト−リ、コックラン両騎手は、奇跡的にも助かった。 墜落したのは、ローリーマイルとジュライコースの中間地点。 ちょうどデヴィルズダイクと呼ばれる土手があるところだが、もしそれにぶつかっていたら、もっと大変な事故になっていたかも知れない。 二人は、事故の後、直ぐにヘリコプターで、近くケンブリッジのアデンデンブルックホスピタルに運ばれた。 デトーリ騎手は、 右足首骨折と親指にケガをしているらしい。 全治2ヶ月、8月まで騎乗再開不可能。 一方、コックラン騎手は、骨は、折れていないようだが、直後の報道では顔にやけどをし、頭を少し打っているらしい。まだ詳しい結果は発表されていない。 コックラン騎手は、今年のはじめに、ホンダのオートバイを購入し、ニューマーケットから2時間以内のところは、自分でオートバイで運転していたが、グッドウッドまでは、ニューマーケットから2時間半くらいかかるので、セスナを利用した。 Rヒルズ騎手も同乗する予定にしていたが、ギリギリになって車でいくことにしたそうだ。 最近では、一流ジョッキーが競馬場へ移動するのにセスナやヘリコプターを利用するのが当たり前になっている。 事故の原因はまだわからないがエンジンの故障の疑いが大だ。 競馬界のみならず、英国中が人気騎手の事故にショックを受けた。

6月2日の晩、デトーリは、アデンブルックホスピタルで足首にボルトを2本入れる手術を受けた。また日中病院へは、モハメッド殿下もお見舞いに訪問、本人は、"Good Spirit"だったそうだ。 多くのファンもお見舞いの花束を届けていた。

6月3日の発表で、デトーリの親指の骨は折れていないとのこと。 コックランは、退院。



Dホランド騎手12日間の騎乗停止処分             −5月31日

ホランド騎手が5月20日のレース中の不注意と、4月8日の同じ不注意による処分が軽すぎたという理由で、12日間の騎乗停止処分を受けた。 そのため、6月4日の安田記念でゴドルフィンのディクタットに騎乗出来なるなるのと、ダービー、オークスにも騎乗できなくなった。 昨年もちょうどこの時期にサイドライン(停止処分)になっていた。
      


ラットランドアームズホテル "For Sale"              −5月26日

競馬開催時やタタソールズ2歳馬のセリの間は、ニューマーケットには、ベンツやロールスロイスがたくさん集まる。 ところがスマートなホテルがない。 ニューマーケットのクロックタワー近くのラットランドアームズホテル(46寝室)が売りに出ている。 2百万ポンドだそうだ。 昨年の総売上は、約百万ポンドらしい。 競馬発祥の地ニューマーケットでホテルを経営したい日本人投資家はいないだろうか。少し、手を入れてスマートにして欲しい。
  


愛グランドナショナルもウォルシュ父子            −4月25日

24日にアイルランド・フェアリーハウス競馬場で行われた愛グランドナショナルは、2週間前にエイントリー競馬場で行われた英国グランドナショナルの勝利騎手、ルービー・ウォルシュ騎乗のコマンシュコートが2着馬に10馬身の差で快勝。 調教師は、ルービーの父テッド。 ウォルッシュ父子コンビが再びナショナルヒーローに! 同年に英愛グランドナショナル勝ち馬を送り出した調教師は、Tウォルシュが史上初めて。


ゴドルフィン馬のトライアルレース in Dubai          − 4月22日

ゴドルフィン馬たちが暖かいドバイからニューマーケットのモールトンステーブル厩舎に大移動をする前に、21日、ドバイ、ナドアルシバシバ競馬場でトライアルレースが行われた。Fデトーリ騎手、Rヒルズ騎手らもニューマーケットのクレーブンミーティングが終わると、ナドアルシバに駆けつけた。

4歳牝馬レースは、芝1マイルを11頭が参戦。ビンタルリーフ(ヒルズ騎乗)は、1000ギニー期待馬のテギアーノ(デトーリ騎乗)に4.5馬身の差でゴール。ギニー超期待牝馬となった。
 


ランボーン恒例のチャリティー厩舎オープンデー         − 4月21日


イースター恒例のランボーン厩舎オープンデーが"グッドフライデー"の4月21日に行われた。

ニューマーケットの次に大きな調教場のあるヒースロー空港から西へ1時間のところにあるランボーンの丘陵地には、ジャンプ専用厩舎を中心に多くの厩舎が散在している。 平場のBヒルズ、Pウォルウィンらもランボーンを拠点としている。 地域のチャリティーの寄付金集めのために、入場料1人£5で厩舎を一般のファンに解放した。 ミスターフリスク、パーティーポリティックス、ガリソンサバンナ等の有名な障害馬のパレードはじめ、ラクダのレース、バンジージャンプ等も企画された。

マークジョンストン厩舎などのある英国北部にあるミドラムでも12厩舎がチャリティーオープンデーに参加した。



グランドナショナル、史上7組目の父子コンビの勝利       − 4月10日


英国で最も人気のあるスポーツイベント、グランドナショナルは、エイントリー競馬場で4月8日(土)に行われた。

グランドナショナルは、4マイル4ハロン(約7.2km)のコースに設置された30の様々な大障害を飛越する最も過酷なレースだ。特にビーチャーズブルック、チェアー、ウォータージャンプ、ヴァレンタインズブルック等の大障害及びカナルターンなどが有名。 今年は、最多頭数の40頭が出走、うち17頭が完走した。 昨年の勝ち馬ボビージョーが8対1の一番人気に押されていたが、Tウォルシュ管理、20歳の息子ルービーウォルシュ騎乗のパピヨンが1着でゴールイン、観衆に向かってFデトーリスタイルで立ち上がって悦びを表現した。 テッドウォルシュは、ジャーナリストでもある。

父子コンビの優勝は、昨年のカ0ベリー父子に続きこれで史上7組目。

当日朝のパピヨンのオッズは33−1だったが、レースの前には大きく支持され10−1のオッズだった。
昨年の勝ち馬ボビージョーは、11着、3年連続で参戦している人気芦毛のサニーベイは、13着。人馬とも全員無事にレースを終えた。


英国賭博産業の将来が大きく変わる。                 −3月10日

 
 ギャンブル税として賭け金もしくは、配当金に9%が課税され、それを政府のレビーボードという機関が徴収し、その運用方についてすべての権限を持ち管理していた。レビーボードは、1960年にベッティングショップ(場外馬券場)が合法化した時に、ブックメーカーや大衆も競馬産業に売り上げから一部を還元することを目的に設立された。
 この度、内務省のJストロー氏は、40年続いたレビーボードを廃止し、それをBHB(英ジョッキークラブ)に委ねる方針を明らかにした。また同時に"トート"を売却し、民有化する意向も発表した。
 レビーボードは、競馬産業に充分に資金を還元していないことを理由に、競馬の賞金が思わしくないことなどから、産業が衰えて来ていることについて、長い間BHBは、政府と言い合ってきた。しかし、これが実現すれば、英国競馬界は、念願の競馬産業の経済的主導権を握ることができる。

 また、ブックメーカーは、インターネットの発達と共にオンラインで運営するベッティングショップが増加し、加えて、英国沿岸諸島に拠点を置くことにより、英国沿岸島特別税制を利用し、非課税で賭けを楽しめるブックメーカーもできてきている。
 


ヘンリーセシル調教師の競馬場接客サービス業!         −2月19日


 イギリスでは、なぜ平日に競馬場に客が入るのだろうと思う日本人は多いことでしょう。
イギリス人は、接待ゴルフよりむしろ接待競馬観戦のほうが好き。会社が競馬場内にテントや特別室を借り切って、取引相手を接待したり、競馬場へ社内遠足に出かける。スモークサーモン、キャビアにシャンペーンを味わいながら、馬券を買い1日を過ごす。

 競馬場のウィニングポスト横に、特設テントを建て、ヘンリーセシル調教師が自ら接待、豪華なランチとワインを楽しみながら、競馬のプロと会話のできるということをうたい文句に、ヘンリーセシルコーポレートホスピタリティーという接待業を開業した。

 もちろん、今まで通り、調教師が本業。今年の1000ギニーの期待馬は、ハイウォールデンらしい。 昨年の1000ギニー勝ち馬、ウィンス以上に期待しているとのこと。昨年レスター競馬場で未勝利戦を勝った時、一番人気で皆が注目していたが、期待した程の勝ちっぷりではなかったように記憶している。

凱旋門賞開催日の総賞金はヨーロッパ1番              −2月4日


 今年の凱旋門賞は、10月1日に開催予定されている。昨年の1着馬モンジューが再び挑戦するらしいので、楽しみだ。モンジューが勝てば、Vオブライエン調教とLピゴット騎乗のアレジド以来の2年連続凱旋門賞優勝馬となる。

 今年から1着賞金は約£581,000(約1億)に上がる。同日、アベイユ賞、マルセルブーサック賞、カドラン賞に加わり、新しくG1に昇格したオペラ賞の5つのG1レースが開催されることになり、一日の総賞金は、£1,530,000で、ヨーロッパ最大賞金のレース日となった。

 レースのスポンサーは、今まで同様、フランスのカジノとホテルチェーンを所有しているルシェンバリエール。

Wスインバーン騎手が騎手免許再申請                  −1月31日
 
 減量に悩まされ、1998年8月依頼レース騎手生活から離れていたウォルタースインバーン騎手、38歳は、このところ、ジョッキークラブに騎手の免許申請を提出した。スインバーン騎手は、1995年にラムターラでダービーを制覇したのを始め、数々の重賞レースを勝っているが、減量問題から過食とアルコール問題に発展し、やっと克服できたのだろうか、今また、体力を付けるためのトレーニングを開始したそうだ。しかし、免許を認可されるには、これから、ジョッキークラブの5人の医師による厳しい検査にパスしなければいけない。

グランドナショナル出走登録馬100頭を越える。           −1月28日

 4月8日にエイントリー競馬場で行われる今年のグランドナショナルの出走登録頭数は、100頭を越えている。 4マイル4ハロンの距離に設置された30の大障害を飛ぶ英国で最も人気のあるスポーツイベントは、今年は、フルゲートの、といってもゲートは使わないが、40頭で競われることになりそう。 総賞金は、約1億円。 昨年の優勝馬ボビージョーも登録している。

エプソムダービー開催日変更案                 1月27日 


 1月末に、エプソム競馬場の親会社であるユナイテッドレースコースは、ダービー開催日を現在の6月の第1週の土曜日から8月に変更する可能性について話し合いがもたれた。

 ハンディキャッパーのジェフリーギブソンがクラシックレースの質が低下していると発言したことが引き金となったらしい。 

 ダービー勝ち馬ミンストレル等のオーナー、ロバートサングスター氏は、伝統を維1月末持すべきという理由で反対。 ナシュワンなどの調教師、ディックハーン大佐(3年前に引退)も、もちろん反対−”変えるなら、むしろ以前のように水曜日にすべきだ。最も過酷なレース、この時期に仕上げるということそのものが大きなチャレンジだ。スタミナ&スピードもいる。丈夫でなければならない。これらの条件をすべてクリヤーできる産駒を出す能力のある種馬でなければならない。最もすごいレースだ。”
ジョンゴズデン調教師は、他の番組に大きく影響するからという理由で反対。 
一方、ヘンリーセシル調教師は、馬がサラブレッドとして成長する時間を与えるために、あと3週間遅くすべきだという意見。 ヘンリーセシル師は、昨年のオース、そして、スリップアンカー、リファレンスポイント、コマンダーインチーフなどでダービーを勝っている。ついでにギニーも1週間遅くすべきとのこと。 若駒のこの時期の3週間は大きく異なる時期だ。ダービーまでに、2,3回レースに使って教えてあげる時間が必要だとのこと。

 結局は、今のままで行くようだ。

     


ジョンゴズデン調教師移動ほぼ完了                  −1月12日

 過去10年間、ニューマーケットのスタンリーハウス厩舎を拠点に、モハメッド殿下の馬を始め一流馬を数多く管理してきたゴズデン調教師だが、昨年秋にRサングスター所有のマントン調教場に移動することが決まり、年明け競走馬の移動を開始していたが、今週いっぱいで、ほぼ移動が完了する。 スタッフもほとんどが今週で移動するようだ。
ニューマーケットのオフィスは、当分の間は、今まで通りにしておくらしい。
これで、ニューマーケットから大物調教師が1人減ってしまい寂しくなる。 しかし、ゴズデン師にとって、マントンは、大きななチャレンジになることだろう。


アガカーン殿下が所有馬30頭をLクマニ厩舎から移動         −1月9日


 1998年10月と昨年6月の2回に渡り、レース後の薬物検査で、Lクマニ調教師管理、アガカーン殿下の所有馬から禁止されているビュートが検出されたことによりシャレラ、ザラルの2頭が失格となった。 これは、後に治療に使われた薬品が体内に残っていたことが原因であることがわかった。

 アガカーン殿下は、厩舎内で同じような不注意が2度と起こらないための具体的な対策について、Lクマニに提出を求めていた。 しかし、期限までに回答を提出しなかったことを理由に、殿下の所有馬30頭をクマニ厩舎から引き上げることを発表した。 同厩舎に送る予定だった、約10頭の3歳新馬もMスタウト、Jオックス、Aデュプレ等の厩舎に分けて送ることになった。 

 1989年にオークスを勝ったアガカーン所有のアリサから薬物が検出され失格となった時に、殿下は、英国競馬に不満を感じ、英国から所有馬をすべて引き上げたことがある。 その時も、クマニ厩舎から45頭を引き上げたことにより、多くのスタッフが解雇された。



Kファロン騎手ヒザの手術                     −1月9日


 ホンコンで騎乗中のファロン騎手は、年末ヒザの手術をするために一時帰英したが、手術後順調に回復、予定より早くホンコンに戻り、今月末から騎乗を再開することになった。

昨年英国で活躍したアメリカ人ジョッキー、Gスティーブンズも右ヒザの神経痛がひどく、余儀なく引退を宣言したところだ。



ジョージダフィールド騎手再婚!                   −1月9日


 アルボラーダやユーザーフレンドリーでG1を制覇しているベテラン騎手Gダフィールドが、昨年暮れに再婚した。 相手は、ヨークシャー州で開業している美人調教師アン・スウィンバンクさん。結婚後は、ダフィールドの性を名乗ることになるらしいので、2000年は、ダフィールド調教師が活躍しそう。

 Gダフィールド騎手は、過去20数年、プレスコット調教師と名コンビで英国の競馬ファンを楽しませてくれた。 この有名なコンビもそろそろ見られなくなるのだろうか??? 心配ご無用、53歳になったダフィールド騎手は、元気いっぱい、まだまだ乗り続けるらしい。


戻るニュース99


newmarket.co.uk