**イギリスつまみ食い**
第28回の目次 |
● 食べてはいけない |
● イギリスの食べ物は危険か? |
● 一言イギリス英語講座 - "The Sweeney" |
● ミレニアム泥棒 |
● 一言イギリス英語講座 - "The Sweeney"
1970年代にヒットした刑事ドラマのタイトルでもあります。意味は、特別機動捜査隊。(日本にもそんな名前の刑事ものがありましたね。)これも、前回ご紹介したコックニー・ライミング・スラングの一つです。特別機動捜査隊は、英語で "Flying Squad"。そのスラングが、"Sweeney Todd"。これもご多分にもれず、韻を踏んでいるほうの語が省略されます。 "Sweeny Todd" は、昔、ロンドンのフリートストリート (Fleet Street) で床屋を営んでいた男の名前です。なんとこれがとんでもない床屋だったのでした。そこには文字通り落とし穴が、客を待っていたのです。客が椅子にかけると、床がぱたりと落ち、椅子ごと真下に回転して、客はまっ逆さまに、地下室へ。そこでは、共犯のロヴェット夫人があわれな客をミートパイにしていました。この悪事が発覚したのは、ミートパイを買った客がその中に爪が入っているのを発見したためです。 現在、15人の患者を殺した罪で、医者が裁判にかかっています。イギリス犯罪史上最大の連続殺人犯かと言われていますが、実は、こんな大量殺人者がすでにイギリスにはいたのですね。 |
● ミレニアム泥棒
先日、ジュネーブの知人から電話があって、泥棒に入られたとのこと。ジュネーブでは、最近、空き巣が大流行りなのだそうです。2000年問題を心配して、人々が自宅に多額の現金を置いているのを狙って、空き巣に入るのだそうです。銀行のコンピュータが誤動作し、口座がなくなってしまったり、お金がおろせなくなったり、残高が間違ってしまったりするのを心配しているのでしょうね。 それにしても、2000年問題がこんなところにまで及んでいるとは・・・。 |
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