なんてったってかわいい！

日本では、４月からの放映が決まったそうですが、イギリスではかなり前から放送されています。キャラクター人形のほうは、一昨年のクリスマスプレゼントの人気ナンバーワンで、需要に供給がおいつかなかったことから、一部のキャラクターにはプリミアムまでつきました。

一応、幼児番組なのですが、幅広い年齢層にアピールしているようです。（７９才の舅もファンです。）登場人物は Tinky Winky、 Dipsy、 La La、 Po の四人（？）の宇宙人もどき。それに、太陽。これは赤ちゃんの顔が中にはめ込まれているのですが、あの赤ちゃん特有の笑い声とあいまって実にかわいいのです。

一時は、教育上よくないという意見もありました。理由は二つ。まず、この四人が話すのが、意味を成さない幼児（あるいは宇宙人）言葉。そこで言葉を覚える盛りにある子供たちが正しい英語を話す妨げになるのではないか、という懸念がおきたわけです。次に、この四人の動作が、hyperactive っぽいこと。このハイパアクティビティというのは近年イギリスの学校で特に問題になっています。異常に元気がよくはしゃぎすぎで、時に破壊的行為に出る子供たちがいます。テレタビーズの行動は、このような傾向を助長するのではないかという批判が出たわけです。それにもかかわらず、いまだに放送が続き、世界２５か国で放映されているということはやっぱり魅力があるのですね。

わたしは会社を休んだときに３回ほど見たことがあるくらいです。キャラクター人形だけを見るとそれほどかわいいとは思いませんが、独特の動作のせいもあるのでしょう、やっぱりテレビで見るとかわいい。日本で始まったら、だまされたと思って、一度見てみて下さい。