わたしの密かな趣味は献血であることをつい最近おおやけにしてしまいましたが、実はもう一つ隠れた趣味があります。それは切手の収集です。献血に切手収集とくると、もう根っからのオタクと思われてしまいそうですが、本当に好きなのは集めることではなく、きれいな切手を貼って手紙を送ることのほうです。といっても、Ｅメールの気軽さにすっかり慣れきってしまった今では、めったに切手を貼って手紙を出すこともなくなってしまいましたが。

と能書きはこのくらいにして、そのプレゼントの品は、６月１日に Royal Mail から発売される "Millennium Collection" の第６弾 "Entertainers' Tale" の発売初日消印入り切手です。（なんでも、収集家の間では、消印の押されていないものよりもこっちのほうが価値があるのだそうです。）この日発売されるのは、１９ペンス、２６ペンス、４４ペンス、６４ペンスの４種類です。（イギリス在住のみなさん、ご存じでした？セカンド・クラスは１ペンス値下げ、日本向け航空便１０グラムと２０グラムはそれぞれ１ペンスずつ値上げされたんですよ。）それぞれ、"Mercury's Magic", "World Cup", "Doctor Who", "Chaplin's genius" という名がついています。１９ペンスは、チャリティー・コンサートで熱唱する故フレディ・マーキュリーの姿（全体像および上半身のみを拡大したものの２枚）があしらわれています。２６ペンスは３３年前のイングランド・チームのワールドカップ優勝をモチーフにしたもの。４４ペンス切手に描かれているのは、テレビの興隆期にカルト的な人気を博したＢＢＣのＳＦ番組 "ドクター・フー" に登場するロボット The Dalek。６４ペンスは、ご存知、イギリス生れの喜劇俳優チャールズ・チャップリンです。もし、あなたが１５００番目のゲストとなられた場合には、発売当日の消印の押されたこれらの切手のセットが直接あなたの住所に届けられます。ただし、５月３０日までに住所を添えて名乗り出てくださった場合のみですので、１５００番をゲットしたらお早めにご連絡下さい。

「イギリスつまみ食い」第１４回のテーマは献血でした。ちょっとマニアックすぎて、あまり関心ないかなあとおそるおそるの更新でしたが、意外に反響があったのには驚きました。さすがに、献血はもう日本の生活の一部になっているのですね。（って言い過ぎ？）

ＹＯＫＯさんからは血液型についてメールをいただきました。「外国人にたずねてみると知らないんですよね。レッドなんて答えられたりして。」何考えているんでしょうね、この人たち。って、何も考えてないのか。（デュラン・デュランも同じようなことを言っていたそうですよ。）その国民に一番多い血液型はその国民の典型的な性格を表しているようなところがありますよね。おっしゃる通り、血液型判断というのはあながち間違っていないような気もします。メール、ありがとうございました。これを機会に今度献血してみて下さいね。１２００番ゲットのＴＡＫＥちゃんは「どちらかと言えば、献血をしたいほう」なんだそうです。（ＴＡＫＥちゃんのＨＰへはリンク集から行けまーす。）彼女のいきつけの献血所はすごい。献血が始まってからと終わってからの両方にドリンクサービス（献血中にはお菓子も！）があり、献血中はリモートコントロール付き小型テレビを見ながらリラックス、図書券・テレカ・レインボーカード（って何ですか？）のいずれかからお土産が選べるんですって。わたしも日本で献血したい！